2024/09/20 11:51
【オリジナル】サラトガビューティーABS
7月13日に開催した2時間だけの夏の夜市にて、京都さらとがのオリジナルジャークベイト サラトガビューティーABSをご紹介してから2ヶ月…
ようやく次のロットが仕上がりました。
よく「プラスティック製のルアーでしょ?」とお問い合わせがあります。サラトガビューティーは、ABSフィラメント樹脂製のプラスティックルアーですが、この質問には、もっと違う意味合いがあると感じています。
たぶん多くの方が、インジェクション成形にて作られた量産のABS製ルアーと同じようなものと解釈しておられるようです。そういう誤解や知識のなさからハンドメイドとは異なると判断されているように見受けられます。
京都さらとがの3DABS製ルアーは、射出成形で完成したパーツをプラモデルのように組み立てて、塗装しているわけではありません。
3Dプリンターを使い、ABSフィラメント樹脂でパーツを作りあげますが、この時点ではウッドボディで作る際のウッドから形を削り出したサンディング前の状態だと思ってください。
ですから、生地作り、塗装面の下地作りはハンドメイドルアーと同じ工程ということになります。
次に天然木ではなくABS樹脂フィラメントを使う理由ですが、それは間違いなく利点が多いからに他なりません。
まず素材の質量均一性、衝撃に対する強度、温度に対する耐性が優れています。
またインジェクション成形に対しても優位です。
割れにくいし、たとえ割れたとしても千切れません。またツルっとしたインジェクション成形の表面に比べ、0.4mmΦの樹脂のコイル状積層なので表面積が多くパテとしての下地塗料は密着率が高く強度が強くなります。
ボディ内部ですが、ウッドボディは空洞にすると強度が落ちてしまいます。インジェクション成形は、空洞にしないと浮力を保てません。
ですが、3Dプリントによる成形では樹脂の密度を計算して、内部にハニカム構造を作ることで強度と柔軟性を備える事が出来ます。
なんだかんだと文字にして説明しても理解頂けないことも多いと思いますが、ぜひ使ってみて実感して頂ければ、どうしてこんなボディが可能なのかを感じて頂けると思っています。
初代サラトガビューティーFM10から試行錯誤が続いて20年。今回の新型サラトガビューティーは、【バスのエサ】です❤️
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