2024/05/04 12:59
【リペイント】スミス ミスティーSP
バイブレーションプラグと言えば?の質問に対して現在では高性能な日本製ルアー名を答える方が一般だと思います。
ですが、GWなので遠い昔のおとぎ話に少しお付き合い下さい。
リップレスクランクとして1930年代にピコ社からピコ・パーチが発売されました。ピコ・パーチは、バイブレーションプラグの元祖、プラスチックルアーの元祖とも言えるプラグです。当時のシンキングタイプのプラグといえば、ウォブリングアクションするかストレートに進む(スクリューなど装備)タイプがメインでしたが、ソルトウォーターゲームでファストリトリーブするためにタイトなアクションのプラグが要求されることとなり1920年代後半に考案されたようです。
その後ピコ社はホッパーストッパー社に買収されて、ホッパーストッパーからはバイユーブギ名義でも発売。さらにプラドコヘドンへと移り変わります。
さて、そのヘドン社ですが50年代に魚の振動認識機能を研究して、それを刺激しバイトに持ち込むためのプラグを発表しました。それがバイブレーションプラグのスーパーソニックです。
1960年にはコットンコーデル社がホットスポットというプラグをぶち込んできます。そして70年代にはビルルイスが「ステープラといえばホッチキス」的なラトルトラップという化け物を発売します。その後、ラトルトラップの爆発的な人気でバイブレーションプラグにはラトルが入っていることが常識になりました😅
先のコーデル社のホットスポットも固定ウェイトのサイズ間違いの不良品だったコトコトサウンドのモノが釣れるとワンノッカータイプのラトリンスポットやラトルトラップの影響で大量ラトルのものも発売、ヘドン スーパーソニックもパッケージにはラトリンソニックと表記のラトルの入ったスーパーソニックも発売されました。
こうなるとゴトゴトだのチャラチャラだのラトルのためのプラグですよね😅
ですが、今一括りにバイブレーションプラグと呼んでいますが、源流を辿れば2系統あった事に気付かれたかと思います。
タイトなウォブリングを求めたリップレスクランクタイプとハイピッチな振動を求めたバイブレーションタイプです☝️
ダートやS字を求めたタイプも出てきますが、これは横に置いて置きますね😆
今回リペイントしたスミス ミスティーはリップレスクランクタイプです。余談ですが、京都さらとがのイナリファイブもこちらのタイプになります。
国産のバイブレーションプラグのほとんどは、名機TD.バイブレーションの潮流です☝️
これも余談ですが以前、フラットサイドクランクが流行し始めた頃に「真っ直ぐに引けるのが良い。タイトなアクションが良い」と良く耳にしましたが、これってバイブレーションだよねって思っていました。
ファストリトリーブでチェックするなら断然こっちだと私もチョイスします。ですが、もう少しスピードを抑えたい時やリフト&フォールで狙いたい時には、アクションに揺らぎのあるリップレスクランクタイプは効果を発揮します。ファストリトリーブでバタバタし過ぎるアクションも要は使い勝手です✨
適材適所、自分に合うプラグも人それぞれ☝️
インプレなど参考になりませんよ😆
まずは自分で試してポテンシャルを探る、そして釣り方を見つけるのが、本来の楽しみですから✨
では残りのGWに グッドラックを👍
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