【ドレスアップ】フェニックス　マイケルフォース

名作ティファ　マイケルがあるからこそ、騙された😱感が強いこのフェニックス　マイケルフォース

このポッパーをご存知の方も知らない方も是非ご覧下さい👍

マイケルフォースのもともとの形状は、ポップRやマイケルに似た感じです。カップ部分はエグレのない顎でマイケルに近い形状。

外見のみ判断するならば、綺麗に塗装されたマイケルといったところでしょうか?

ところが大きく異なる点が2箇所あります。

まずはラインアイが横アイであること。そしてウェイト位置がテール部分ではなく、ベリー部似たあることのこの2箇所です。

ルアーを作るにおいて重要なこの2箇所。

だからこそ、この形状のプラグにこの2箇所の変更を加えると駄作になるんだよというお手本のようです😆

さて、まったく頭を白紙にしてリメイクしてみます。まずはベリー部にウェイトがあることで水平浮き姿勢になります。次に浮力が高くないのでカップ上部が喫水線です。

私は以前に貴婦人（トップレディ）というスプラッシュ系のプラグを作っておりました。

喫水線が低く水絡みが良く、スプラッシュカットのみのヘッド部ですが、唾吐きが自然であるのと強く潜らせようとした時のダートが良くて好評なルアーでした。

これは上手く料理すれば逸品に化けるかもしれません🤔

ということで、マイケルフォースの横アイを活かすためのカップ加工を行いました。

水平浮きのポッパーといえば、フラホッパーでかなり研究を重ねたので面白さを表現出来るかもしれません。ヘッド部のベリー部を平らにカップまで平らにしてボディアクションのローリングを抑えます。

こうすることで前方へとまた水面へと動き出しやすくなりました。

次に横アイへの対策です。

横アイはラインテンションが抜けた時に意図しない方向へとボディが動いてくれるパニックアクションが魅力的でもあります。

そこでカップをできるだけ浅くしてエッジのみを残してみました。カップは前方への唾吐き用に少し庇を付けた感じに。

こうすることによって、ツイッチしてラインスラッグを大きく出すようにしてやれば、水中からカップが突き上げるように動いて前方へと唾を吐いたあと、テンションを失ったボディはカップの抵抗によって左右どちらかにクビを振った状態で移動距離も短く止まるというわけです👍

このマイケルフォースは、器用な使い方は向いていませんが、水面方向へと逃げ惑うベイトを演出出来そうなルアーに生まれ変わりました☝️

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