2023/01/21 17:23

【ドレスアップ ケンクラフト バスパー】前編


以前からチューンさせてもらっているバスパー。
ご愛用者から説明不足でリペイント品と勘違いされているとのご指摘を受けましたので、今回はその説明させて頂こうと思います。

このユニークなバスパーのフォルムがそのままに保たれた状態なので、多く方が「色を塗り替えただけなのに高価なリペイント品だ」と見逃されているのですが、まずわかりやすいディテール部分の変更を示しますとボディ側面のウロコ模様とヒレのエンボス加工がありません。

この点については、手にとって頂けるとおおよその方が気付かれますが、その意味合いはボディの軽量化と抵抗を減らすための加工になります。

浮き姿勢が立ち浮きのルアーは、お辞儀するアクションに向いています。この動作でルアーは水中にダイブし、カップに水を受けてポップ音並びにスピッティングします。この場合、ラインを結ぶアイは縦向きの方がきちんと前方方向への力を伝えてくれます。
ところがバスパーは、ラインを結ぶアイが横向きに設定されています。この横アイというのは、力が左右に逃げやすくなります。なのでアゴ部分や腹部に浮力を持たせたルアーだと浮力に負けてダイブせずに、左右にダートしてしまうわけです。
このバスパーもアゴ部、腹部を幅広く取っていてダートさせようという形状になっています。
さて床に置いた箱を横に動かす時に、底が床に接したまま滑らせる時と、上部の角を押して傾けるのとでは、どちらが弱い力で動かせるでしょうか?
傾けるだけの方が弱い力で出来ますよね。
これを水中のルアーに当てはめて考えて頂けると
、浮力アップさせて要らない抵抗は減らす必要性があることがわかって頂けると思います。

さてずいぶん長文になりましたので、今回はここまでとして、前編とします。
後半は、一番大事なカップ形状部分のチューンについてお話させて頂きます。

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