2022/04/21 13:13
【タイニーイナリファイブ】
35ミリサイズの小さなルアー タイニーイナリファイブです。
重さはボディ約5gになります。
写真のフックは#12を付けておりますが、14番だと前後絡みにくいと思います。
特徴ですが、まず根掛かりをハズしやすい事が実感出来ます。引っ掛かったら、強く引っ張らずラインを弛ませルアーを少し沈ませます。沈んだなと思ったら軽くあおるとほぼ垂直方向へとルアーが浮き上がるのですごく簡単に根掛かりを回避出来ます。
シンキングルアーなのでロストが怖いですが、これなら安心して使えます!
ルアーのアクションの説明をせずに書き出しが変な感じですが、特筆すべき点かなと考え最初に記載しました。
ミディアムテンポくらいでリールを巻くとかなり硬いロッドを使っていてもルアーのアクションを手元に感じる事が出来ます。実際にロックフィッシュ用のロッドでテスト致しましたがはっきりと手元に感じることが出来ました。
リトリーブコースはずっと一定というわけには行かないですが、あっという間に水面近くをトレースしているということはないです。
ファーストリトリーブでも水深1mラインはキープ出来ました。
あと小さいので飛ばないと思われそうですが、古い回らないベイトリールでも十分な飛距離が出ます。ベイトフィネスやスピニングでしたら、なんのストレスもなく使用出来ます。
今回は水深2mラインから12mラインの岩場をテストしてきました。魚の活動がまだ活発ではなかったので、岩にタイトなトレースが出来るようにヨーヨーアクションを試して見ました。
ルアーが着底後、軽くジャークします。すると1mくらい垂直に近い形でルアーは上昇します。この時手元にははっきりとしたアクションが伝わりますので、分かりやすいです。
そしてまたフォールさせます。
2m沈下するのに約10カウント(海水)必要でしたので、ジャークを止めてから5カウントフォールさせました。この動作の繰り返しで約2mから3mの岩礁帯を攻略出来ました。
さすがに7m以上の水深は沈めるのにストレスがありました。ですが、水深12mにあった大きな岩周りをバーチカルに落として軽くしゃくるの繰り返しで、ロッドをあおっている最中に食ってきました。
魚の動きが活発になってきた時期には、巻くだけで釣れるということを確かめたいと思っていますが、今回のヨーヨーアクションは障害物周りをトレースするのにとても有効性を感じました。
今は遠い70年代にスーパーソニックのヨーヨー釣りというのがあったのですが、タイニーイナリファイブの方が簡単に出来ました( ´∀` )b
長文になりましたが、タイニーイナリファイブのテスト風景の一コマを紹介させて頂きました。