2021/03/24 09:37
ご機嫌麗しゅうございますm(_ _)m
本日のさらとが通信は、いつもとちょっと違ったお知らせです。
kaede sabou(楓茶房)さんからのご依頼で作製させて頂いた【kaede sabouのクローラー】のお話をさせて頂きます。
時代は遡る事20年ほど前。ホームページ作製ブームの頃でした。某HPの掲示板にて知り合いになった楓さんがホームページを作ったということで私がHPタイトルバナーを作製させて頂きました。(写真のステッカーの絵)
あれから20年ほど過ぎて、すっかり忘れていたのですが腐れ縁でもあるのでしょうか?JFLCC大阪のイベントにて、バッタリと再会しましていまだにあのバナーを大切に使ってくれているとの嬉しいお話を聞く事が出来ました。
そして話が盛り上がりまして、あのイラストを実体化出来ないか?とのご依頼を昨年頂きました。ですが、昨年は私事が多くありましてご期待に添えずにいたのですが、先日やっと完成させることが出来ました(^o^)/
ディテール重視の設計から始まり、作り直してはスイムテストの繰り返し。
やっと納得の出来るクローラーベイトになりました。
3DプリントによるABS樹脂使用。
ボディサイズは63㎜ クレイジークローラーと同寸になりますが、ややファットボディです。重さは23gあります。
ウィングは日本の部品屋 コンプリートウィング使用、フックはカルティバ トップダブルの2番です。
特徴ですが、スプラッシュカットをアゴに配置する事で立ち上がりの早さと姿勢をキープさせることが出来ました。
またコミカルにギャグで装着したような動眼(コロコロ目)は、頭部の浮力アップと動き出し時にボディの上を越えてくる水をカットさせることが出来ました。ウィングの上に水が越える量が多いとクロールアクションに至るまでに時間がかかってしまうので、これは好都合になりました。またこれも副作用ですが、立体化した大きな目のおかげでバブルを孕むスイムになっている事も特徴かと思います。
さてトッパーのノンウェイトに拘る方には申し訳ないですが、ウェイト内蔵致しました。軽快な音がするタングステンボールの内蔵です。サイズが小柄なためにウィングのウェイトにどうしても負けてしまうのです。
またお詫びですが、あえてフックはどの釣具量販店にでも置いているものを装着させて頂きました。フックの交換作業はマストですから、その際にいつでも入手出来るものにしておかないとフックウェイトによるバランス等の基準が不明になるためです。京都さらとがはフックを作っている訳ではありませんので、お気に入りのフックがあればそのフックで試して頂き、バランスが適合するようであれば、そちらのお気に入りのフックに交換してくださいませ。(京都さらとが設立当時からフックに関しては色々とご指摘を頂きますが、ポリシーですので変更しません)
上記のような楓茶房のクローラーですが、楓さんのところに販売希望のお問い合わせがいくつかあるようです。
楓さんからも量産のご依頼を頂きましたので、製造元として京都さらとがはクローラーを作らせて頂く事になりました。
もちろん私一人の手作業なので少数になります。
もしこのルアーが気になって購入をご検討される方がおられましたら、楓さんとお友達の方は直接お問い合わせ下さい。
それ以外の方は、京都さらとがにお問い合わせ下さい。(楓茶房さんがオープンではないので、巻き込まれました(^_^;))
発売は4月半ばを目指しております。
(写真のYRHカラーのみです)
宜しくお願いいたしますm(_ _)m
今回は長文になり、すいませんでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
では次回のさらとが通信にてお会いしましょう!