京都さらとが イナリワンABS グルーミー
¥3,500 税込
SOLD OUT
京都さらとがの顔となったイナリシリーズのファーストモデル、イナリワンがABS樹脂で成形されて帰ってきました。
ボディの造形は、3Dプリンターによるものになります。使用する材質はABSフィラメントを採用。堅剛でありつつ、欠けることもありません。
稲荷神は、和銅4年(711年)に山城国伊奈利山に鎮座したと伝えられています。
その神の名を冠としたシリーズ最初のイナリワン。
イナリワンは、1987年大井競馬場で初出走します。12月9日、2着に4馬身の差をつけゴール。
しかし、この後はトラブルが続きます。
88年に芝適正が認められターフ路線へ転向、翌年中央競馬入りします。当時は天才ジョッキー武豊ブームの真っ只中、イナリワンは、その天才の手によってその才能を開花させました。そして平成の三強と謳われたのです。
京都さらとがのイナリワンも個人のハンドメイドルアーとして産まれ、地方馬と同じくエリートでエレガントな要素は全く見られません。
しかしスマートとは対照に持ち合わせたずんぐりむっくりなそのボディは、水面直下における水押の強さを特化させたルアーなのです。
私は色々なルアーを作るにあたって、経験の豊富な方やアドバイスを頂ける方からヒントを得て、新しいルアーを構築します。
その際よく耳にするのが、「トップと同じですよ」っていう言葉です。
例えば、ミノー。ジャークさせて破綻させたアクションに反応して食ってくる。
ですが、ロッドワークやルアーアクションを分析していくと、トップウォーターでのドッグウォークやダート、テーブルターンをどの水深で行うかの違いだというのです。(素人にもわかりやすく、噛み砕いて大まかに説明してもらったお言葉ですので、イメージ的に捉えてください)
そこで、イナリワンは先ほども書いたように水押に注目しました。ペンシルベイトの起こす水押の力。ウェイクベイトの起こす大きな波動。
この2つをミラーゾーンとも呼ばれるサブサーフェイスで作ってやるとどうなるのか?というワクワクするような疑問から作りはじめた、水押し、
波動ということにポテンシャルを持つルアーになります。
大きなヘッドは同サイズのルアーとは比較にならないほど水を押します。またローリングを極力抑えたアクションは、大きく取られたフラットサイドボディによって左右に広く波動を起こします。
またボディ幅に対して極端に短いボディは、ピッチの早いターンをアクションにもたらしています。
スローなリトリーブでも機敏に反応してくれるので、見切られることのないスピードからじっくりと狙いたいスピードにまで対応しています。
たった70ミリというサイズからは、想像も出来ないくらい強力なルアーなのです。
またトップウォーター的にも使用可能です。
移動距離が短くなるように設計されており、リップホールから起こるバブルとスピナーテイルが起こす尾びれの波動は水面でも効果的にアピールをもたらします。
ウッドでの作製では、非常に手間がかかり時間ばかりが経過していたのですが、3DプリントによるABS樹脂のボディが作製出来ることで時短を達成することが可能になりました。
ウッドに比べ浮力が少なくなったことは否めませんが、ほぼ同等のアクションに近づけたと思います。
カテゴリー:オリジナルルアー
名称:イナリワンABS フラットサイド プロップ クランクベイト
メーカー: 京都さらとが
全長:70mm
重量:約24g
材質:ABS樹脂
コーティング:油性ウレタン
カラー:グルーミー
【Original】Saratoga Kyoto INARI-Ⅰ ABS
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¥3,500 税込
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